環境への取り組み
繊維産業、アパレル産業は
特に環境負荷の大きな産業と言われています。
KBツヅキはその責任と正面から向き合い、
持続可能な社会づくりに貢献するべく、
企業活動のすべてにおいて、
環境負荷を減らす取り組みを進めています。
ゼロエミッションを
めざして
「ゼロエミッション=工場から出る廃棄物ゼロ」をめざして、紡績時に発生する落ち綿(短い綿くず)を再び原料に使う「リサイクル糸」の生産を行っています。リサイクル糸としても使えない綿については、農業用肥料や燃料としての活用も検討しています。
生産工程での
CO2排出を少なく
私たちは、紡績において広く採り入れられている「粗紡」という工程を省くことで、使用電力量とCO₂排出量を大幅に削減しています。CO₂の削減量は、年間約3,200トンで、これは東京ドーム1.3つ分になります。(ひと月で太番手3,000梱・中番手1,000梱生産した場合)
排水による環境への
ダメージも抑える
KBツヅキでは精練漂白に、苛性ソーダや塩素系漂白剤を使用していません。そのため、PH調整などに用いる水や薬品の量を抑えることができます。従来法との比較で水の使用量を約40%、排水汚濁物質を約50%低減しました。
「反毛(はんもう)」
へのチャレンジ
使用後のタオルなどの綿製品を、機械にかけて繊維の状態に戻し、再び原料として使用する「反毛」の技術開発にチャレンジしています。同時に、反毛で生まれ変わった製品を、多くのお客様にご利用いただける仕組みや体制の構築もスタートしています。